講演内容
これからの子育てで避けて通れないのがネットトラブルから子どもを守ることです。
それは保護者の責任です。
新潟県教育委員会が中心となり、にいがた県民会議が配布した「スマートホン等使用推奨ルール」を家族での話し合いに活用してほしい。
そのために、どのようにするかコーチングスキルを活用した具体的な方法についての講座です。
スマホルール作成の話し合いタイミングはいつか。
- どのように場をつくるのか。
- どのように進めていくのか。
- いつどのようにルールが守られているかをチェックするのか。
子ども話し合いをもつための心構え
- スマホやipad、タブレットなどのネット接続機器の契約者は保護者であること。
18歳以下の子どもに「貸す」のであって、子どもは「買ってもらった」ではないことをお互いに認識をあらたにすること。 - スマホルールの作成は子どもを守るために決めるのであって、罰則を決めるためではないことを理解させること。
- 購入を決める前に話し合い、購入後も放置せずにチェックすること
場の作り方
- 話し合いは思いつきで行わない。事前準備をして、子どもと保護者(父母)の間で日時の調整をして予約する。
- 場づくり3分間クッキング方式を用いて10分以内に終了すること。
- 約束のし方のコツはタイミングと時間を伝えること。
これからはネットにつながる機器を使用することの有用性と危険性、ネット社会の知識などについては教育の中に組み込んでいく必要があります。
しかし、問題が起きてから学校に相談しても対応しきれないのが現状です。
家庭でスマートフォンやタブレットなどネットにつながる機器を買うと決める前に必ずご家庭でルールのことを話し合うこと。
約束を決め後に使用させることを推奨します。
事件に巻き込まれたり、LINEなどで傷ついたり、傷つけたりする前に予防策を講じましょう。
場づくり3分間クッキング方式はコミュニケーションが取りにくい思春期の子育てに活用できます。進路のことなどで話をしたいときにも人間関係を崩さずに役立つスキルです。