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「夢を持ちましょう」とか「自分の将来をしっかり考えましょう」と言われますがあまりにも漠然としすぎていて自分の未来をイメージするのは簡単そうで難しいものです。
そこで、具体的に未来をイメージできる方法とそのプロセスをワークや体を通して未来思考ができるようなステップを手に入れる体験型の講演をしています。
ステップ1:「積み上げ方式未来法」と「未来先取り方式」を理解する
『積み上げ方式』とは将来どのようになんの役に立つかはわからないけれど学習、知識、経験を多く積むことで結果として自分の人生に役立っていくということ。
すなわち、バラバラだったパズルのピースのかけらが徐々に埋まり統合されていくことです。
『先取り方式』とは「将来こうなりたい」という具体的な目標から何をすべきかを考えて必要なことを取捨選択してやっていくことです。
すなわち、必要のないことはやらず効率的かつ効果的に望む未来に向かうやり方です。
コーチングの目標設定はこの先取り方式を用いています。
この2つの方式はどちらが良い悪いではありません。
両方とも未来を創るために必要不可欠な考え方です。
ただ、「未来先取り方式」は大風呂敷を広げるとかほら吹きと言われることがあるために、
自己肯定感や自己有用感(エフェカシー)が高い人でないとなかなか採用できない思考法です。
日本人は謙虚さが尊ばれるので不得意な人が多い思考法です。
ステップ2:「10年後にワープ」して0.2秒で未来を語る
将来を考える時、未来は誰にもわからないのに普段の私たちは過去のできごと(たとえば過去の成績や経験)から未来を組み立てます。
過去の失敗体験に囚われやすいのです。
また、現在の延長線上で未来をイメージしてしまいますからあまり突飛なことはイメージできません。
そこで、「10年後にワープ」という4W1Hのインタビュー形式のワークをやってみます。
いきなり10年後にワープし、質問に対して即答しなければならないため、過去や現状の自分に左右されることなく未来像を描くことができます。
普段使わない脳の部分を活性化させるので混乱しますがゲームとして捉えてリラックスして楽しむことが重要です。
そして、最後に「その未来のために今日から何をしますか?」という質問で現在に落とし込みます。
このワークによって具体的な目標設定と今日からの行動計画を作成することができます。
ステップ1で理解した未来から想像させる『未来先取り方式』という思考法は自信のない子どもや自己肯定感の低い子どもたちにもとても有効な方法です。
ステップ3:「イメージした方向に体が勝手に動く」を体験する
「きっとこうなる」という具体的なイメージの力を使えば過去や現在の状況とは全く関係なく未来は変わるという体験をしてもらいます。
屈伸運動の記録を伸ばすワークです。
記録が伸びたというイメージの力を使って実際の記録を伸ばす体験です。
参加者(生徒ちた)から「わ〜」「え〜」「すご〜い!」という驚きの声が会場に響きます。
コーチングのスキルを使った体験型の講演は時間があっという間に過ぎます。
多くの方から「ストンと腑に落ちた」、「気づきがたくさんあった」と喜んでいただいています。
【講演終了】平成28年度創業意識促進事業地元職業人講演会
講座内容 | 平成28年度創業意識促進事業地元職業人講演会 |
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テーマ | 「社会に役立つ未来思考が手に入る3ステップ」 |
日 時 | 2016年5月11日(火) |
会 場 | 新潟市立巻東中学校 |
対象 | 2学年89名 |
講師 | ドクターフキコ |
過去には新潟第一中学校でも講演を行いました。講演の内容などはこちらからどうぞ!
平成27年度創業意識育成促進事業【地元職業人講演会】新潟第一中学校